1圧縮のしかた
この大きさ以下に収まる範囲で、できるだけ画質の高い設定を自動で探します(1 ファイルにつき最大 5 回圧縮して比べます)。1 MB は 1,024 KB で、Windows のエクスプローラーの表示と同じです。
詳細設定
解像度は、これより細かい画像だけを縮小します(粗い画像を拡大はしません)。白黒 2 値の画像(スキャンした文字など)は、この 2 倍(300〜1,200 dpi)にそろえます。
2PDF を選ぶ
複数のファイルをまとめて圧縮できます
3結果
使い方
- 圧縮の強さを選びます。迷ったら「標準」で十分です。添付できる大きさが決まっているときは「サイズの上限を決める」を選び、上限を入れます。
- PDF をドラッグ&ドロップするか「ファイルを選ぶ」で選ぶと、すぐに圧縮が始まります。
- 「保存」で 1 件ずつ、「すべて保存(ZIP)」でまとめて保存します。保存するファイル名は
元の名前_compressed.pdfです。 - 画質が気になるときは「画質を確認」で、圧縮前と圧縮後の同じページを並べて比べられます(2 つの表示は一緒にスクロールします)。
設定を変えたあとで「この設定でやり直す」を押すと、一覧のファイルをすべて新しい設定で圧縮し直します。
圧縮の強さ
中身は Ghostscript の -dPDFSETTINGS です。画像の解像度は、これより細かい画像を縮小するときの目標値で、Ghostscript の既定値です。
| 強さ | 設定 | カラー・グレー画像 | 白黒 2 値の画像 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|---|
| 最小サイズ | /screen | 72 dpi | 300 dpi | 画面で見るだけ、メールの容量制限が厳しいとき |
| 標準 | /ebook | 150 dpi | 300 dpi | ほとんどの資料。画面表示とふつうの印刷 |
| 印刷向け | /printer | 300 dpi | 1,200 dpi | 印刷して使う資料 |
| 高画質 | /prepress | 300 dpi | 1,200 dpi | 色を正確に残したいとき(カラープロファイルを保持) |
写真や画像が少ない PDF では、強さを変えてもサイズはほとんど変わりません。また、画像の内容によっては「最小サイズ」より「標準」のほうが小さくなることもあります(Ghostscript が画像ごとに JPEG と可逆圧縮を選び分けるため)。
サイズの上限を決める
「サイズの上限を決める」を選ぶと、1 ファイルの上限(例:メールに添付できる 2 MB)に収まる範囲で、できるだけ画質の高い設定を自動で選びます。
- 画像の解像度と JPEG の画質を組み合わせた 11 段階(300 dpi・画質「高」〜 50 dpi・画質「最低」)から、上限に収まる最も高画質な段を二分探索で探します。1 ファイルにつき最大 5 回圧縮するので、ふつうの圧縮より時間がかかります
- もともと上限以下のファイルは、画質を落とさないよう圧縮しません
- いちばん低い画質でも収まらないときは「上限に届かず」と表示し、最も小さかった結果を保存できるようにします。白黒にする(詳細設定)か、ページを分けてください
- 上限の 1 MB は 1,024 KB(1,048,576 バイト)で、Windows のエクスプローラーの表示と同じです。システムによっては 1 MB を 1,000,000 バイトとして数えるので、上限ちょうどを狙うときは少し小さめに設定してください
- 画像の量によっては、画質を下げたほうがかえって大きくなる段があります(縮小の倍率が整数でないと、画像の細かい模様が残り JPEG が縮みにくいため)。この場合も、上限を超える結果は選びません
何が小さくなるか
- 画像:解像度を下げ、JPEG で圧縮し直します。縮む量のほとんどはここです。スキャンした PDF や写真の多い報告書はよく縮みます
- フォント:使っている文字だけを埋め込み直します(サブセット化)
- 重複:同じ画像が何度も出てくる場合は 1 つにまとめます
文字と線だけの PDF(Word・Excel から書き出したものなど)はもともと小さく、あまり縮みません。かえって大きくなった場合は、初期設定では圧縮結果を使わず「元のファイルのほうが小さい」と表示します。
圧縮で変わること
- 残るもの:ページの見た目、しおり(ブックマーク)、リンク、文書のタイトル・作成者
- 入力欄(フォーム):入力済みの値のまま、書き込めない普通の文字になります
- 電子署名:中身を書き直すため、署名は無効になります。署名済みの書類は、提出用には元のファイルを使ってください
- パスワード:開くのにパスワードが要る PDF は、入力すると圧縮できます。圧縮後のファイルにはパスワードがかかりません。印刷・編集を制限するパスワード(権限パスワード)だけの PDF は、制限が外れた状態で出力されます
- 埋め込まれていない日本語フォント:Ghostscript が持つ代わりのフォントを埋め込みます。見た目は保たれますが、文字をコピーしたときに英数字が別の文字になることがあります
データの扱い
このページは GitHub Pages から配信している静的なページです。PDF はブラウザの中の Ghostscript(WebAssembly 版)で処理し、どこにも送信しません。一度開けば、オフラインでも動きます。
動作環境
- Chrome・Edge・Firefox・Safari の最新版。スマートフォンでも動きますが、大きなファイルは PC を使ってください
- 扱える大きさはブラウザのメモリに左右されます。数百 MB を超える PDF は失敗することがあります
- 圧縮エンジンは Ghostscript 10.06.0 を WebAssembly にしたもの(okathira/ghostpdl-wasm 1.1.0)です
ライセンス
このツールは GNU AGPL v3 で公開しています。Ghostscript は Artifex Software, Inc. の著作物で、GNU AGPL v3 で提供されています。ソースコードは GitHub にあり、Ghostscript のソースは ArtifexSoftware/ghostpdl から入手できます。