入力したデータは、この端末の外に送りません。
条件を足す
残価・ボーナス
返済方式・初回の月・端数
銀行は 1 円単位で最後、ディーラーは 100 円単位で初回か最後に端数をまとめることが多いです。
繰上げ返済
期間短縮と返済額軽減を比べます。信販会社のローンは一括返済だけのことがあります。
金利の変化
返済額
借入残高の推移
比べる
金利の比較
返済表
色の付いた行はボーナス月です。金額の色が違う回は、端数を払う回(または最終回)です。緑の行は繰上げ返済をした回です。
自動車ローン計算機の解説
借入額・金利(実質年率)・支払回数から、自動車ローンの毎回の支払額と利息を求めます。ディーラーの残価設定ローン(据置)、ボーナス併用、月額の端数の扱い、繰上げ返済、変動金利の上昇も計算できます。
計算の約束
- 月利は 実質年率 ÷ 12 です。銀行のローンも、信販会社・ディーラーのローンの「実質年率」も、この月利で毎月の残高に利息をかける形で表示されています
- 毎回の利息は 1 円未満切捨て です
- 月額は選んだ単位(1・10・100・1,000 円)の未満を切り捨て、切り捨てた分は「端数を払う回」(初回か最後)でまとめて払います
- 初回の支払は、借りた月の翌月とみなします(借入日から初回までの日割りの利息は計算しません)
元利均等
毎回の支払額(元金+利息)が同じになる返し方です。自動車ローンのほとんどがこの形です。
月額 A = P × r ÷ (1 − (1 + r)^−n)
- P:借入額、r:月利(年利 ÷ 12)、n:支払回数
- 返済の初めは利息の割合が大きく、残高はゆっくり減ります
元金均等
毎回の元金を同じ(P ÷ n)にし、利息は残高に応じて減る返し方です。初回がいちばん多く、回を追うごとに減ります。同じ金利・回数なら、元利均等より利息の合計が少なくなります。自動車ローンで選べることは少ないので、比べるための計算として使ってください。
残価(据置)
最終回に払う額(残価・据置額)を決めておき、残りを月々で返す形です。ディーラーの「残価設定型クレジット」、銀行の「据置タイプ」がこれにあたります。
月額 A = (P − B ÷ (1 + r)^n) × r ÷ (1 − (1 + r)^−(n−1))
- B:最終回に払う額(残価)。1〜n−1 回目に月額を払い、n 回目に B を払います
- 残価にも最後まで利息がかかります。同じ金利・回数なら、残価を据え置かないより利息の合計は多くなります(「比べる」で差を出します)
- 最終回は、残価を払う・車を返す・乗り換えるのどれかで精算します。返すときは走行距離や傷の条件があり、満たさないと追加の支払が出ます
ボーナス併用
2 つの形を選べます。
| 形 | 使われるところ | 計算 |
|---|---|---|
| ボーナス月の額を決める | ディーラー・信販会社 | ボーナス月に払う額を先に決め、残りを月額で割る。「月額に加算」と「その月の支払額(月額の代わり)」を選べる |
| 元金の一部を回す | 銀行 | 借入額のうちボーナス返済分を、ボーナス月だけで返す均等額にする。ボーナス分の利息は、前のボーナス月からの月数で月割り(単利)。多くの銀行は借入額の 50% まで |
ボーナス月は初回の支払月から数えて決まります。据置があるときは、最終回にはボーナスを足しません。
公表されている支払例との一致
マツダの公式サイトの支払例(マツダスカイプラン、令和 8 年 10 月時点)は、次の条件で 1 円単位まで同じ値になります。「例を入れる」でこの条件を入れられます。
| 項目 | 公表の値 | このツール |
|---|---|---|
| 条件 | CX-30・元金 2,572,481 円・5.40%・37 回・初回 2 月・ボーナス月 7 月と 12 月に 100,000 円(月額の代わり)・残価 1,740,000 円 | 同じ |
| 月々(100 円未満切捨て) | 19,900 円 × 29 回 | 19,900 円 |
| 最終回 1 回前(端数の調整) | 19,883 円 | 19,883 円 |
| 分割支払金合計 | 2,936,983 円 | 2,936,983 円 |
ほかの公表例との照合と差は、README の「計算の検証」に書いています。
端数の扱い
| 端数を払う回 | よく使われるところ | 例 |
|---|---|---|
| 最後(最終回、残価があるときは最終回の 1 回前) | 銀行、マツダ・日産の支払例 | 月額 19,900 円、最終回 1 回前 19,883 円 |
| 初回 | ホンダの支払例、信販会社 | 初回 16,138 円、2 回目以降 11,300 円 |
調整する回の額は、その後の支払で残高がちょうど 0 になる(残価があるときは最終回がちょうど残価になる)ように、契約時の金利で逆算しています。
月々の支払額から逆算
計算の向きを「月々 → 借入額」にして「払える月々の額」を入れると、その月額で借りられる額の上限と、頭金を足した支払う額(車両・諸費用)の上限を出します。金利・回数・初回の月・残価・ボーナス・端数の扱いは、ほかの欄の値を使います。返済額・図・返済表は、この上限を借りたときの値です。
- 比べるのは単位未満を切り捨てた月額(見積書の「月々○円」)です。元金均等では初回の額で比べます
- 切り捨てた端数は端数を払う回にまとまるので、その回の額も表示します。100 円単位では、その回が月額より数千円多くなることがあります
- 月額は借入額に対して増える一方なので、上限は 1 円単位まで探して求めています(式で解くと、月額の切捨てと端数の調整を含められないため)
- 「回数を変えたときの上限」で、24〜120 回の上限も並べます。回数を延ばすと借りられる額は増えますが、利息の合計も増えます
- 残価やボーナス月の額を決めているときは、それらを払ったうえで月額がこの額になる上限です
繰上げ返済
指定した回の支払のあとに、指定した額を元金に充てます。
- 期間短縮:月額はそのまま。残高が早く 0 になり、回数が減ります。利息の減り方が大きいのはこちらです
- 返済額軽減:回数はそのまま。残りの元金を残りの回数で返す額に下がります
注意:
- 信販会社のローンは一部の繰上げ返済ができず、一括返済だけのことがあります
- 繰上げ返済の手数料(銀行の窓口では数千円かかることがある)は計算に入れていません
- 残価(据置)があるローンの一部繰上げ返済は、会社ごとに扱いが違うため計算しません
金利の変化(変動金利)
銀行のマイカーローンの多くは変動金利です。年 2 回(4 月 1 日・10 月 1 日など)金利が見直されます。「変わる回」には、新しい金利で利息を計算する最初の回を入れてください(三菱UFJ銀行の場合、4 月の見直しは 7 月の返済分から)。
| 返済額の決め方 | 内容 |
|---|---|
| その都度計算し直す | 金利が変わった回から、残りの元金を残りの回数で返す額に出し直します |
| 5 年ルール・125% ルール | 金利が変わっても 60 回(5 年)は返済額が変わらず、元金と利息の内訳だけが変わります。61 回目に出し直し、その後は金利が変わるたびに出し直します。増えるときは前の 1.25 倍までです。利息が返済額を超えると、払いきれない利息(未払利息)は次の回に繰り越し、最後に残った元金と利息は最終回にまとめて払います |
- 三菱UFJ銀行の目的別ローン(変動・元利均等)の説明は 5 年ルール・125% ルールです。「10 月 1 日を 1 回経過するごとに 1 年」と数えるので、実際の 5 年の区切りは初回から 60 回ちょうどではありません。このツールは 60 回で近似しています
- 三井住友銀行のマイカーローンは、金利の見直しに合わせて新しい金利で返済額を計算し直します(その都度計算し直す形)
- 返済額の決め方は銀行ごとに違います。契約書や商品概要説明書で確かめてください
金利の例について
「金利の例」と「金利の比較」タブの値は、確認日(README とツールに表示)に出典のページで確かめた値です。
- ジャックス・オリコなど信販会社は、オートローンの金利を公表していません。販売店との契約とキャンペーンで決まり、販売店の見積書に「実質年率」として書かれます。このツールでは、相場の目安(二次情報)と、販売店が掲載していたキャンペーンの例だけを載せています
- メーカー系(マツダ・ホンダ・日産)は、公式サイトの支払例の実質年率です。販売店や時期で違います
- 銀行は公式ページの表示金利です。公式ページから数値を読み取れなかった銀行は、比較記事の値に「二次情報」と付けています
- 変動金利の銀行ローンは、借りた日の金利が適用されます。審査の結果で範囲のどこになるかが決まります
計算していないこと
- 借入日から初回の支払日までの日割りの利息:初回を借入の翌月とみなしています。実際は初回が 2 か月後になることがあり、その分の利息が初回に加わります
- 手数料・保証料:事務手数料、所有権留保の手数料、銀行の保証料(多くは金利に含まれる)、繰上げ返済の手数料
- 銀行のボーナス返済の初回:初回ボーナスまでの月数は銀行と契約日で違います。このツールは、初回の支払月から数えた最初のボーナス月にしています
- 残価の精算:車を返すときの査定・追加の支払、乗り換えるときの下取り
- 税金・保険料・登録の費用:「支払う額」に含めて入れてください